- 料理の感想を英語で言えますか?ただ「おいしかった」と言うだけではなく、どんな香り・歯ざわり・味だったのかを伝えられるようになりたくないですか?
- この記事では味覚・嗅覚・触覚を表す英語表現について解説します。
- 視覚・聴覚についてはよく取り上げられても、嗅覚・味覚・触覚に関する英語はかなり盲点かもしれません。五感に関する語彙を増やすことで、描写力がぐんとアップします。
味覚に関する英語表現
This wine has a sweet taste.
訳 このワインは甘い味がする。
sweet は「甘口」、dry は「辛口」を表します。
The milk went sour.
訳 牛乳が酸っぱくなった。
sour は「酸っぱい」味です。
This medicine tastes somewhat bitter.
訳 この薬はやや苦い味がします。
bitter は「苦い」味です。
I was not able to eat up the curry because it was too hot.
訳 そのカレーは辛すぎて完食できなかった。
hot は「辛い」味です。
I’m looking for soy sauce with a weak salty taste.
訳 塩気の薄い醤油を探しています。
salty は「塩気のある」味です。
The steak I ate yesterday was tender and juicy.
訳 昨日食べたステーキは柔らかくてジューシーでした。
juicy は「汁の多い」という意味です。
He loves rich coffee a lot.
訳 彼はコクのあるコーヒーが大好きです。
rich は「濃い・コクのある」味です。
That story has a cheesy plot.
訳 その物語は安っぽい筋書きだ。
チーズ味のという意味ですが「安っぽい、うさんくさい」の意味でも使われます。
The soup tasted quite plain.
訳 スープはとてもあっさりした味でした。
plain は「あっさりした」味です。
Don’t eat oily fried potatoes too much.
訳 油っこいフライドポテトを食べ過ぎないで。
oily は「油っこい」という意味です。
This red wine has a fruity flavor.
訳 この赤ワインは風味豊かな味がします。
fruity は「果物の風味がある」味です。
嗅覚に関する英語表現
さまざまな匂いについて英語ではどう表現するのでしょうか。
匂いの種類によって、使われる単語が異なります。それぞれのニュアンスの違いに注意して、例文を見ていきましょう。
What does it smell like?
訳 それはどんな匂いですか?
smell は良い香りにもいやな匂いにも使える一般的な言葉です。
「良い香り」の感覚
There is a scent of roses in the suite room.
訳 そのスイートルームはバラの香りがする。
scent は「良い香り」に使われます。
She caught the faint aroma of coffee.
訳 彼女はほのかなコーヒーの香りを嗅いだ。
aroma は「食べ物の良い香り」に使われることが多いです。
The smell of her perfume filled the elevator.
訳 彼女の香水の香りがエレベーターを満たした。
perfume は「香水や花の香り」を表します。
She burned a stick of incense with a pure fragrance.
訳 彼女は清らかな香りの線香をたいた。
fragrance は「かぐわしい香り」です。
「いやな匂い」の感覚
This garbage stinks.
訳 このゴミは悪臭を放つ。
stink は「強い悪臭」です。
The dirty clothes have an unpleasant odor.
訳 その汚れた服はいやな匂いがする。
odor は「いやな匂い」です。
触覚に関する英語表現
手触り・触感・質感・食感のことを英語では texture と言います。
大きく「かたい」感覚と「やわらかい」感覚に分けて例文を見ていきましょう。
ちなみに手を使う仕事についての記事はこちらです。
「かたい」イメージの感覚
She boiled eggs hard.
訳 彼女は卵を固くゆでた。
hard は「固い」ですよね。
The bakery product has crispy texture.
そのベーカリー製品はサクサクした食感です。
crispy は「サクサク・パリパリした」という意味です。
I drove on a rugged road.
訳 私はでこぼこ道を運転した。
rugged は「でこぼこの」という意味です。
I like these chewy noodles.
訳 私はこの腰のある麺が好きです。
chewy は「歯ごたえのある」という意味です。
The surface of this object feels rough.
訳 この物体の表面はざらざらした感じです。
rough は「ざらざらした」という意味です。
This plant has a lot of prickly leaves.
訳 この植物はトゲのある葉がたくさんある。
prickly は「トゲのある」という意味です。
「やわらかい」イメージの感覚
Be careful. The paint is still sticky.
訳 気をつけてください。塗料はまだベタベタしています。
sticky は「ベタベタ・ベトベトしている」という意味です。
The ground was covered with fluffy snow.
訳 地面はふわふわの雪で覆われていました。
fluffy は「ふわふわの」という意味です。
Her eyes seemed to be a little moist.
訳 彼女の眼は少しうるんでいるようだった。
moist は「湿った」という意味です。
This soup is weak and watery.
訳 このスープは味が薄くて水っぽい。
watery は「水っぽい」という意味です。
Her black and glossy hair is so beautiful.
訳 彼女の黒くてつやのある髪はとても美しい。
glossy は「つやのある」という意味です。
The fruits were getting squishy.
訳 果物がぐにゃぐにゃになってきていた。
squishy は「ぐにゃぐにゃの」という意味です。
豆知識
ソースとお肉がマッチしておいしい時にはどういえば良いでしょう?
go well with
— Lovely (@lovelyenglish3) June 27, 2020
意味 合う
This sauce goes well with meat. は「このソースは肉に合う」ですね
よだれが出てきました
まとめ
今回は嗅覚・味覚・触覚に関する英語表現を集めてみました。視覚聴覚に比べてより原始的な感覚です。
試験の写真描写問題の場合はどうしても視覚的情報を英語で表現することが中心になりますよね。
視覚以外の感覚についても表現力を磨いておくと、かなり実力がアップしますよ!辞典的なものが必要な方は、英語の感覚感情表現辞典というものがあります。
食に関心のあるあなたのために、外国人に和食を説明することができる便利な一冊を紹介します。外国人が気になる和食を90メニュー紹介しています。本文・コラムは全文日英対訳がついています。著者はニューヨークで食のコラムニストとして活躍されている方です。
