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学習体験および書籍紹介

英語学習のスランプ脱出法-行動力/振り返り/教材選択力

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この記事は約5分で読めます。

今回のテーマ:スランプ脱出

  • 英語学習で進歩が感じられないと、落ち込んで意欲を失いがちです。
  • この記事では私の体験から、英語学習でのスランプ脱出策を考えます。
  • 伸び悩みを解決し、モチベーションを維持するヒントが得られると幸いです。

学習の継続力をつける方法

「行動力」を強化する

短時間でも勉強する

何もしないまま時間が過ぎていくときは、「とにかく行動を起こす」だと思います。

とりあえず、形だけでも机に向かってみる。


薄い本でも、分厚い参考書の一部でも、短時間のYouTube動画でもかまいません。

5分だけ、10分だけでもいいからやってみようと考えることです


うまくいけば、1時間ぐらい集中できることもあります。


まったく勉強しないのと、少しでも勉強したのとでは、長い目で見れば大きな違いです。

短時間でも毎日やれば、結果は積み重なります。「ちりも積もれば山となる」です。

習慣を作る

1日のなかの決まった時間に英語に触れる習慣を作ると、さらに効果的です

  • 早起きして勉強する
  • 電車やバスの移動時間はリスニングをする
  • 夜は自宅でライティングをするなど


続けていれば道が開けます。やめたら、そこで終わりです。

期限を設定する

比較的余裕のあるときは、迷わず講座や試験に申し込みましょう。

たとえば、1か月後にテストがあるから、それに向けて勉強しようと思えます。


期限を設定して「それまでに〇〇をする」と決めることは、やる気を出すために役立ちます

人間は期限が明確なほうが頑張りやすいようです。

全体像をとらえる

教材を使うときは、はじめは細部にこだわらず最後まで目を通してみます。


細かい部分は2周目以降にやればよいのです。

まず粗削りでもいいので全体像をつかみます。

「振り返り」を行う

学習記録をつける

日々の学習記録をつけましょう。できれば、数値化・グラフ化をしましょう


やれた部分とやれていない部分が客観的に一目瞭然となります。

勉強時間もチェックできます。


数字で表すと達成感を得やすくなり、モチベーションも上がります


好きな勉強ばかりする傾向は、誰にでもあると思います。

しかし、避けがちな勉強にこそ大きな伸びしろが隠されています。

自分がどんな勉強を回避しがちなのかも把握しましょう。


私のTOEIC学習記録の例を紹介している記事はこちらです。

試験結果を分析する

試験結果のデータをちゃんと活用していますか? 試験の受けっぱなしは、もったいないです。

  • TOEIC であれば、通称アビメと呼ばれる結果通知。
  • CASEC では、スコアレポートと呼ばれているもの。

どちらも詳細に結果が分析されています。


全体のレベルだけでなく、さらに下位の項目について、何が得意で何が弱点かを把握してください


私も以前、「文法や語彙は得意、リスニングが苦手」などと自己分析をしました。

そうすると、今後の課題が見えてきます。


CASEC を知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。

目標設定を考え直す

目標設定を見直しましょう。


いつのまにか、あれもこれもやろうとしている場合があります。

目標は絞ります。また、目指すレベルが高すぎ(低すぎ)ないか考えます。


たとえば、漠然とした「英会話がうまくなりたい」ではいけません。

「この本を最後まで読む」などの具体的目標を立てます


計画に無理がないようにうまく調節します。

将来的に何か不測の事態が起きるかもしれません。計画には余裕を持たせましょう。

「教材選択力」を養う

教材の選び方

教材の選び方や使い方はとても重要です。


世の中には数えきれないほどの英語の参考書・教材があります。

とくに初心者の人は何を選んだらよいか迷います。


書評のレビューが確かでないこともあります。

立場の異なる多くの人の意見を参考にして、買うかどうかを決めましょう。

自分との相性も考えましょう


購入したら、「本書の使い方」のページにも目を通しましょう

不要な教材は買わない

初心者なのに上級者向けの本を購入する人もいます。


私も本屋さんでの衝動買いはいくらでもあります。

たいして読まずに積ん読になる場合もありました。後悔のもとです。


現在取り組んでいる本がある場合は、浮気しないでその本を地道に繰り返しましょう

テレビ・ラジオ・アプリ等も活用する

また、紙媒体だけでなくテレビ・ラジオやインターネットの教材を見落としていませんか?

とても良いものがあります。


YouTubeの無料動画も国内外で良質なものがあります。


アプリもいろいろあります。たとえば、「ポケット語学」はいいですよ。


ある程度のレベルに達したら、外国の英語の教科書もおすすめです。

English Grammar in Use という文法書などは有名です。

新しい教材のチェック

定番の教材だけでなく、最新刊もチェックしましょう。

豆知識

英語を学んでいると出会う人。

他人の夢に水を差す人も。

英語をやっていると意味ないとか、必要ないとか言ってくる人が出てくるものである。

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まとめ

私もスランプを経験してきました。

今回お話ししたことを実践することで、現在まで英語学習を継続できています。

おおもとには英語が好きな気持ちがあるからかもしれません。


英語学習に関して私がハッとさせられた本は、英語を声に出して学ぶことを提唱したこの本です。第一部では音読の有効性が詳しく語られています。著者の國弘正雄さんは「同時通訳の神様」と呼ばれ、文化放送「百万人の英語」の講師、大学教授、そして国の外交交渉でも活躍された有名人です。

國弘流英語の話しかた

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