文法と構文・英語の構造

【書き換え問題】英語の直接話法から間接話法-時制の一致も習得する

 
話す男
 

ブログ運営者

こんにちは!!!Lovely です。
TOEIC 900点超えのおじさんです。
本業は公認心理師・臨床心理士。
例文がいっぱいの英語ブログです。
 
  • 英語で人の言ったことを伝言する方法は2通りあります。直接話法と間接話法です。
  • この記事では、直接話法を間接話法に書き換える問題を通して、話法の理解を深めることを目指します。
  • 時制の一致についても理解を確認することができます。話者によって、here が there に変わったり、yesterday が the day before に変わったりすることなどもチェックしましょう。

英語の話法の書き換え

話法とは-直接話法と間接話法

「Aさんががこんなことを言っていたよ」とBさんがCさんに伝言したい時があります。こういう場合、表し方は2通りあります。

  • Aさんの発言をそのまま引用符(クォーテーションマーク)の中に入れて、Aさんが話した通りの言葉でBさんが伝える方法 (直接話法)
  • 伝言するBさんの立場からAさんの話した内容を伝える方法 (間接話法)

直接話法は人の発言を加工せずに元の形のまま伝えることができますが、場合によってはBさんが意味も考えずにAさんのの発言を真似ている印象をCさんに与えることがあります。間接話法は、伝言するBさんが理解したことをCさんに伝えている感じがあります

動詞の選択

say と tell の使い分け

「~が~と言った」などの場合、say や tell が使われます。

say は said だけでも使えますし、said to me のように、誰に言ったのかを伝えることもできます。tell は told me のように必ず伝える相手を示さなければなりません

直接話法では say を使うことが多く、間接話法では tell を使うことが多いですが say も使えます

その他の動詞を使う場合

直接話法の引用符の中が疑問文になっている時は、間接話法にすると ask が用いられます

他にも、直接話法の引用符の中が命令・提案・願望・感嘆などを表す場合に、それらにふさわしい動詞を選んでいきます。具体例は練習問題の中で示します。

時制の一致

時制の一致とは、主節の動詞の時制に従属節の動詞の時制を合わせることをいいます

直接話法を間接話法に直す場合に、最も注意しなければならない点です。

伝える人の視点で書き換える

直接話法のセリフの中で使われた I とか her とか him などの人称代名詞は、間接話法では伝える人の視点から書き直す必要があります。

また、直接話法のセリフの中で使われた this などの指示語や時・場所を表す言葉も、間接話法では伝える人の視点から書き換える必要があります。

たとえば、直接話法のセリフの中で today という言葉が使われていても、間接話法の話者がその数日後の未来に語っている場合は、today は that day になります

では、さっそく問題を解いてみましょう。上の段(青い色)の直接話法を間接話法に直してみてください。

第1問 時制に気をつけて

He said, “This situation made me nervous.”

訳 「この状況は緊張する」と彼は言った。

答え He said that that situation had made him nervous.

訳 その状況で緊張したと彼は言った。

this は that になります。made は had made になります。me は him になります

第2問 場所や時間も書き換える

My teacher said to me, “I explained the problem here three months ago.”

訳 「3ヶ月前にここで問題を説明しました」と先生は私に言いました。

答え My teacher told me that he had explained the problem there three months before.

訳 3か月前にそこで問題を説明したと先生は私に言いました。

said to me を told me that にします。I を he にします。explained を had explained にします。here を there にします。ago を before にします

第3問 未来を表す文の場合は?

She said, “I will go shopping at the mall tomorrow.”

訳 「明日はモールに買い物に行きます」と彼女は言った。

答え She said that she would go shopping at the mall the next day.

訳 次の日にモールに買い物に行くと彼女は言った。

I を she にします。will を would にします。tomorrow を the next day にします

第4問 疑問詞のついた疑問文

I said to her, “Where did you meet him yesterday?”

訳 「昨日どこで彼に会いましたか?」と私は彼女に言いました。

答え I asked her where she had met him the day before.

訳 前日にどこで彼に会ったのかを私は彼女に尋ねた。

said to her を asked her にします。did you meet を she had met にします。yesterday を the day before にします

第5問 Yes/No で答える疑問文

The young man with a cap said to me, “Is the rock concert over?”

訳 「ロックのコンサートは終わったの?」と帽子をかぶった青年が言いました。

答え The young man with a cap asked me if the rock concert was over.

訳 ロックのコンサートが終わったかどうかを帽子をかぶった若い男が私に尋ねました。

said to me を asked me if にします

第6問 命令文はどうする?

The policeman said to him, “Don’t park your car in this area.”

訳 「あなたの車をこの区域に駐車しないでください」と警官は彼に言った。

答え The policeman told him not to park his car in that area.

訳 その区域に彼の車を駐車しないように警官は彼に言った。

said to him を told him not to の形にします。this を that に変えます

第7問 提案する文は?

The instructor said to us, “Let’s dive into the sea!”

訳 「海に飛び込もう!」とインストラクターは言いました。

答え The instructor suggested to us that we should dive into the sea.

訳 インストラクターは私たちに海に飛び込むことを提案しました。

said to us を suggested to us that ~ should の形にします

第8問 不平不満を表す文

She said, “How messy his room is!”

訳 「彼の部屋はなんて散らかっているの!」と彼女は言いました。

答え She complained about how messy his room was.

訳 彼の部屋がいかに散らかっていたかについて彼女は不平を言った。

said を complained about にします。is を was にします

第9問 願望を表す文

My parents said, “We hope you will come back home safely.”

訳 「私が無事に帰宅することを望んでいる」と両親は言っていました。

答え My parents expressed their hope that I would come back home safely.

訳 両親は私が無事に帰宅することを望みました。

said を expressed their hope that の形にします。will を would にします

第10問 感謝の言葉

They said to me, “Thank you for your cooperation.”

訳 「ご協力ありがとうございます」と彼らは私に言った。

答え They thanked me for my cooperation.

訳 彼らは私の協力に感謝しました。

said to me を thanked me for にします。your を my にします

まとめとおすすめ参考書

人に伝言する英語表現は直接話法と間接話法の2つがありました。

元の人の発言をそのまま伝えられる直接話法と、伝言する人の視点から伝える間接話法のそれぞれのメリットを使い分けられるようになりたいものです

その際に時制の一致というルールはよく把握しておくようにしておきましょう。

さらに勉強したいあなたのために、英語の時制の一致に関する研究本を紹介します。先行研究もいろいろ載っており、時制の一致に関する専門的議論を知ることができます。著者は津田塾大学の名誉教授の方です。

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☆ ブログ運営者

Lovelyです(50代、男性)

千葉県出身。文系大学院修了。公認心理師・臨床心理士。カウンセリングにおける言語の働きが研究テーマの一つです。英語ブログ作成は趣味です。

高校時代は英語スピーチコンテストに出場しました。大学受験当時は英文法講義の実況中継基本英文700選英文解釈教室などで学習しました。

40代で英語をやり直し、仕事をしながら公式問題集中心の勉強でTOEIC905を達成。英語業務も任されるようになりました。

現在はNHKテキストにはまり、現代ビジネス英語の音読が日課。珈琲が好きです。

 
 
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