今回のテーマ:ブログ作成
- ブログを開設して記事を書き続けると、いずれネタ切れ気味になります。
- 今回は英語ブログ作成の初心者に向けて、記事ネタを思いつく方法を公開します。
- 収益のことにも少しだけ触れたいと思います。これは開き直りが必要かもしれません。
ブロガーを悩ませる「ネタ」
Content is king.
ブログでは、記事作成は中心的な作業の一つです。
どんな情報を発信するか、それがいちばん根本的な部分です。
内容の重複がない、魅力的な記事を提供することが大事ですよね。
初めのうちは記事を書くパワーが出ます。
ところが、記事が増えていくにつれ、ネタがなくなることがあります。
そこで書くことをやめてしまうと、ブログの更新が停滞します。
読者が興味を持てる話題を生み出していくコツはないでしょうか?
私のネタ不足体験
私は2020年の1月からこの英語ブログを開始しました。
そして、1年4か月で100記事を達成しました(※その後、2023年10月に150記事に到達)。
記事の更新が早いブロガーの話もよく聞きます。私としては、このペースが精一杯でした。
ブログに100記事以上書くと実感するメリットは…
①記事と記事がつながってくる
②有益なデータがたまる
③結果が出始める
ところが、記事が増えるとネタ不足となり、同じような視点の記事が重複する例も出ました。
書き方の5つの秘訣
勉強ブログには、知識寄りのものと体験寄りのものがあるようです。
これから述べることは、知識的要素の比重が強いブログ作成に役立つことかもしれません。
たとえば、ある試験に合格するまでの個人的道のりを描いたブログなどもあります。
そこには、著者の勉強方法、感情や行動、仲間とのやりとりなどが書かれます。
そのような体験的要素の強いブログの場合は、事情が違ってくると考えられます。
体験的要素を前面に出したブログでは、オリジナリティの点では非常に強いものになります。
その作成にどんなコツがあるかを知りたい場合は、別の人のサイトを探して参考にしてください。
英語学習の継続
学習体験が原動力
語学ブログを継続するためには、その言語の学習をできれば毎日継続することに尽きます。
- 外国語への理解が不十分だと、説得力のある文章は書けません。
- 学習体験の広さと深さが、ブログの広さと深さに直結します。
読まれない記事があるのは、自分の英語理解が甘いからなのか?
その可能性はあります。
日々の勉強で得た知識や体験、そして感動が、記事作成では大切な素材になります。
たとえば、ネイティブから学ぶ英会話からは大きな刺激を受けます。着想が浮かびます。
知識を整理する
知識を整理してまとめれば、記事になります。
そこでは、どんな切り口でテーマを決めるかが大切です。
ユニークな視点からまとめられた記事であれば、読まれる記事になりやすいです。
ありきたりなテーマでも、解説の仕方やまとめ方を工夫しましょう。
例文を自分で作成すれば、オリジナルな内容になります。
体験を記事にする
知識を紹介するタイプのブログであっても、体験的な記事はある程度入れたほうがいいです。
- 自分の体験を記事にまとめれば、オリジナルな記事になります。
- 具体的な体験に裏付けられているので、明らかに記事の説得力や面白みが増します。
- ブログの読者とともに苦闘しながら成長していく姿を記事に反映させていけます。
試験を受ける、一定の勉強法を試すなどの経験を増やしましょう。
コツとしては、普段から学習記録をつけておくと、後で体験談として記事にしやすいです。
エックス(Twitter)で英語学習をツイートしている人は、「高度な検索」機能を使いましょう。
たとえば「音読」などのワードで自分のツイートを検索してみましょう。
使えそうなアイデアが見つかることも多いです。
英語ライティングが好きなら、英語の日記を記事にする方法もあります。
日本語の力を磨く
記事はわかりやすくします。それは、ブログの良し悪しを判断する一つのポイントです。
日本語のライティングも経験を積むほど、スキルが上がります。
たとえば、タイトルや見出しの上手なつけ方も初期の段階ではわかりません。
しかし、続けているとコツが見えてきます。これは間違いありません。
英語ブログといえども説明は日本語なので、日本語の力を伸ばす必要があります。
- 目が疲れないデザイン
- 整理され、検索しやすい構成
- 簡潔で読みやすい文章
文章作成が楽しめればしめたものです。継続できる素質があります。
文章作成術は参考になります。テクニックを自分の文章に応用しましょう。
ネタ帳の作成
PC上でもノートにでもいいので、ネタ帳作成をお勧めします。
すぐ書き留める
ブログのアイデアは、場所を問わず急にひらめくことがあります。
あまり面白味のないアイデアだと感じても、思いついたら書き留めます。
ネタがつながる
未熟なアイデアでも、時がたつと発展していきます。
別のアイデアとつながって、記事のイメージが固まることもあります。
ネタは断片的なタイトル名でもよいです。英語のフレーズでも構いません。
付箋にアイデアを書いておくと、後で並べ替えて構想を練ることができます。
SEOツールの使用
読み手が喜ぶ内容にする
ブログを書くときは、相手(読者)の気持ちを考えることが大切です。
ブログは贈り物みたいなものです。
プレゼントを贈るときはは、自分の押しつけにならず相手が喜ぶものにする必要があります。
そうでないと、余計なお世話や独り善がりになってしまいます。
あえて強調すると、次の点は意識するといいかもしれません。
- 読者が知りたいことが書かれているか。
- 読者が疑問に思うであろうことに解答を与えているか。
これらを完璧に行うことはもちろん難しいです。しかし、なるべくそれに近づけていきましょう。
頭のなかで読者が求めていることを想像するだけではなく、客観的なリサーチが要ります。
キーワードを探る
読者が知りたいことを客観的に把握する方法の一つは、よく検索されるワードを調べることです。
検索キーワード発見ツールを使って、検索ユーザーのニーズを調査できます。
無料ツールとしてはGoogleキーワードプランナーとラッコキーワードがあります。
記事がたまってくれば、サーチコンソールで記事ごとに検索されたワードを確かめられます。
人気ワードで記事作成
ブログのネタとはすなわち、「需要のある検索キーワード」のことです。
英語ブログは、英語関連の人気キーワードにもとづいて作成できます。
そうすれば、多くの人がその記事を訪れることが期待できます。「SEO 施策」などといわれます。
記事に検索されるキーワードが含まれない場合を考えてみましょう。
せっかく苦労して記事を書き上げても、誰にも読まれないかもしれません。
逆に言えば、需要のある記事を作成できれば、アクセスが多くなり作成意欲も上がります。
検索順位を確認する
狙ったキーワードで、どれぐらいの順位を取れているか確認できるツールがあります。
複数記事のキーワード順位を一括で調べられます。順位の変動もグラフで把握できます。
検索順位チェックツールGRC
まだ導入されていないブロガーには、ぜひおすすめします。必須ツールです。
幅広いリサーチ
自分の頭のなかだけで考えても、アイデアは浮かびません。
幅広い視野で、世の中の情報をリサーチすることが必要です。
そのヒントをもとにして、オリジナルの記事を作ります。
もちろん、素材をページごとコピペして記事を作るなどは、言語道断です。
視野を広げるコツがあります。
- 海外のもの・子供向けのものまでリサーチすることです。
- 参考資料の隅々、コラムや豆知識にユニークなアイデアが隠れていることも多いのです。
ブログ
人気ブログからは多くのことを学べます。記事構成や読者を引きつける文章を研究しましょう。
同じテーマを他の人がどのように書くかを見ます。自分のものの見方も広がります。
キーワードプランナーに人気ブログのURLを入力して、関連キーワードを調べることもできます。
「新しいキーワードを見つける」⇒「ウェブサイトから開始」をクリックすると入力画面に。
書籍
持っていない参考書を入手してリサーチします。
自分が過去に買いためた参考書を読み直してみると、意外な発見をします。
これはお金がかからないのでいいですね。
海外の教科書には日本の教科書にない切り口のものもあります。
また、例文の質も高いので参考になります。
雑誌には、たまに英語の勉強法の特集が組まれます。書評もよく見かけます。
科学的に効果の高い勉強法の情報や、最新情報も手に入れやすいです。
海外の映画・ドラマ
映画やドラマは生きた口語表現の宝庫です。ブログの記事に活用している人も多いのです。
ネタバレの取り扱いには注意をします。
YouTube
おすすめは外国の英語学習チャンネルです。ナチュラルな英文は参考になります。
映像と音声があるため、英語学習には効果的です。
閲覧数から視聴者の関心の度合いがわかるので、人気のトピックを知ることもできます。
SNS
多くの英語アカウントとつながり、話題をチェックします。
勉強法や教材の最新トレンドを早くつかむことができます。
英語学習や海外生活の裏話が聞けることもあるので貴重です。
英語の豆知識を提供しているツイートもたくさん見かけます。
Q&Aサイト
Yahoo知恵袋などのサイトのことです。学習者が抱きやすい疑問がわかります。
学習歴の長い人にとって当たり前のことでも、初心者は疑問を抱く事柄もあります。
初心者の疑問を解決する記事を作るときに、応用できるでしょう。
収益に関して開き直る
ブログ作成=収益のため、と考える人もいるでしょう。私も初めはそうでした。
やってみてわかったことは、私自身、収益化の才能が乏しいということです。
ところが実は、多くの人にとってもブログで稼ぐのは相当ハードルが高い現状があるのです。
今の時代とブログ
2023年現在、個人ブログが満足のいく収益を生み出すことが困難な時代に入っています。
検索システムの改変や、競合サイトの増加、生成AIの誕生などが原因となっているようです。
私の経験からも、少なくとも英語学習ジャンルではそれは間違いなさそうです。
ブログはストック型と言われます。
相当な時間をかけて記事を蓄積してはじめて、読者からの反応が得られるものです。
すぐに収益を出すには効率が悪すぎると感じています。
知識ブログと収益
私のブログを訪れる読者は、商品情報より知識を得たい人が中心です。
収入に結びつきにくいのは、そういう要因もあると思います。
簡単に儲けられる、うまい話は世の中にありません。
アクセスを稼ぐのに性急になり、内容の薄い記事を量産することは避けたいものです。
収益性を第一に考えるならば、私としてはブログ以外の商売をおすすめします。
私がブログを続けている理由は、
①単純に英語が好き
②読者の反応が嬉しい
②書くことによる英語力・PC技術の上昇
…これです。
豆知識
「やる気」がすべての始まり。
正確に言うと、ブログはアイデアを出すよりやる気を出すほうが難しい。
多様な読者を想定する。
世の中に、英語学習者はたくさんいる。
「英語学習者の多様性」は、アドバイスをするとき念頭に置いておく。
学習の目的も方法も人さまざま。一律に語れないことはたくさんある。
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まとめ
英語ブログの記事を生み出す方法を見てきました。
普段の学習継続が大前提になると思います。
それに加えて、キーワードの調査や、幅広いリサーチの作業が必要になります。
楽しめているかぎり、進んでいけるでしょう。
さらに勉強したいあなたのために、キーワードの扱い方の本を紹介します。ライティング技術とSEO技術について明快に書かれています。著者は全日本SEO協会を設立した人です。