学習歴と作成経緯
実際に英語を使った体験にもとづいてブログを作っています。
信頼に値するコンテンツになることを目指しています。
〇英語学習歴
学生時代は熱心な先生と出会えたおかげで、英語が得意科目でした。
大学院入試では心理学英語の科目もあり、授業で英語文献を読むこともありました。
その後、臨床心理士になり、しばらく英語を学ぶ余裕は少なくなりました。
ところが、40代に入り、東北の震災の後でしたが、気持ちが変わりました。
新たなスキルや達成感がほしくて、本格的に英語をやり直したくなりました。
まず、大学受験時代の英語の復習から始めました。
そして、語彙増強や、ネットでの外国人との交流を始めました。
さらに、TOEIC受験、外国人講師との対面グループレッスンもしました。
最終的に、NHKテキストの学習、英語ブログ作成に結びついていきました。
おかげさまで、ブログは海外滞在(在住?)の方にも読まれています。ありがとうございます。
仕事では、文献を読むときはよく英語を使います。英語の書類作成をしたこともあります。
日本語が通じる外国人に、英語を補助的に使って対面の相談業務をすることもできます。
しかし、英語のみによる心理援助は難しいので、その種のケースは引き受けていません。
今は英語をやり直して10年以上たちましたが、まあ、そのようなレベルということです。
英語の世界は広いので、記事で私が紹介できる内容は基本的なものだけです。
意欲のある読者の人は、私のブログを足掛かりに、さらなる高みに飛躍してください。
相談業と英語学習
心理相談に携わる人にとって、外国語学習のメリットとは何でしょう?
まず、言語感覚を磨けることと、コミュニケーションの基本を再考できることです。
そして、言語表現が難しい人の気持ちを追体験する機会にもなります。(参照記事)
外国語を学ぶ過程で日本語の理解が明確になることも、多くの人が経験します。
たとえば、英語は重要な情報(主語、動詞、否定、倒置など)を文の前方で示す言語です。
一方、日本語は最後まで聞かないと、重要な情報がわからないことが多いです。
このように、語順という形式にも文化や思考様式が反映していることがわかります。
私が従事する相談業では、面接技術や専門的知識を学ぶことが大切です。
心理臨床の場合、その技術や知識の多くは、欧米発祥のものが多いのです。
海外ドラマでは心理療法の場面が出てきます。欧米では相談業は普及していて先進的です。
外国の知見を取り入れつつ、日本文化に適したものにアレンジすることもあります。
実際の臨床は一筋縄ではいかず、臨機応変なコミュニケーション能力と柔軟な思考力も要ります。
そのとき使う道具が日本語です。私は成人対象の相談が中心なので、言葉の比重が大きいです。
聴いたり話したり、考えたりする際にも言葉を丁寧に扱い、効果的に活用していく仕事です。
言語的な対応力を高めることは、臨床を続けるモチベーションの一つになります。
それでは、心理職の人は、全員が熱心に英語に取り組むべきでしょうか?
実情は、現場の心理職の人すべてが英語好きとは言えないでしょう。
外国語学習のデメリットは、一定の習得にはどうしても時間と労力がいるということです。
臨床に携わる人は、他にも学ばなければいけないことがたくさんあります。
マニアックな英語学習については、必要な人だけが取り組めばよいと思います。
その人の関心分野、働く領域、時間的余裕などによって、英語への関わりは変化してきます。
